2013/03/01

米文学特殊研究I / II (2013)

科目名:米文学特殊研究 I / II
開講年:2013
曜日・時限:木5
単位:2(半期)
キャンパス:三田
担当教員:巽孝之
設置課程:後期博士課程
設置研究科:文学研究科

授業科目の内容
博士号請求論文執筆中の者を中心に、論文作成法を徹底指導する。その結果出来上がる論文は、あらゆる意味で模範的でなくてはならない。仮に模範を根底から転覆する方法論を採るものであっても、それは例外ではない。博士1年には年間50冊程度の代表的批評書・研究書を課し、年間2本の英文レポート(2,000〜2,500語程度)提出を要求する。博士2年には全国規模の学会での発表に向けた計画を立てさせる。最終的には、博士3年の段階にて、レフェリー制度を持つ内外の代表的学術誌の審査をゆうに通過する高水準の論文が輩出することを望む。学位論文を一冊の研究書とする際の編集技術についても、根本的に再検討する。

授業の計画
春学期
第01回 アメリカ文学研究方法論序説1
第02回 アメリカ文学研究方法論序説2
第03回 学会誌研究1: PMLA
第04回 学会誌研究2: American Literature
第05回 学会誌研究3: American Literary History
第06回 学会誌研究4: Journal of Transnational American Studies
第07回 学会誌研究5: PARADOXA
第08回 学会誌研究6:『英文学研究』
第09回 学会誌研究7: 日本英文学会新人賞の歴史
第10回 学会誌研究8:『アメリカ文学研究』
第11回 学会誌研究9: 日本アメリカ文学会新人賞の歴史
第12回 学会誌研究10:『アメリカ研究』
第13回 学会誌研究11: アメリカ学会清水賞の歴史
第14回 学会誌編集委員会の精神分析1
第15回 学会誌編集委員会の精神分析2

秋学期
第01回 博士号請求論文というジャンル1:作成手順の基礎
第02回 博士号請求論文というジャンル2:審査委員の構成
第03回 学会発表草稿から学会誌投稿論文への道1:加筆改稿の方法
第04回 学会発表草稿から学会誌投稿論文への道2:発表媒体の性格
第05回 個人研究と共同研究それぞれの利点と限界1:単著への構想
第06回 個人研究と共同研究それぞれの利点と限界2:共著への参加
第07回 大学院留学の目的論1:研究機関の選び方
第08回 大学院留学の目的論2:指導教授の選び方
第09回 学位論文から研究書への道1:編集者の精神分析
第10回 学位論文から研究書への道2:出版補助の形態学
第11回 学術出版社研究1:国内版
第12回 学術出版社研究2:海外版
第13回 研究への学部評価システム1: 競争的資金の獲得
第14回 研究への学部評価システム2: 書評委員の精神分析
第15回 学会制度、大学組織へのフィードバック

成績評価方法
平常点:出席状況および授業態度による評価
院ゼミ生は巽担当の米文学史と文芸批評史をすでに受講していることが条件。

テキスト
ウィリアム・ジャマーノ『ジャマーノ編集長 学術論文出版のすすめ』
(慶應義塾大学出版会、 2012年)

William Germano, From Dissertation To Book. Chicago: U of Chicago P, 2005.

その他卒論ガイド、MLAハンドブックなど。